radeon crimson reliveで録画できなくなったので、他にも録画できるソフトはあるが、もともとインストールしてあるこのソフトで録画してみようかということで、設定方法などを書いてみます。
ビデオキャプチャのグローバルホットキー
ビデオキャプチャで適当なキーを設定する。
ビデオキャプチャのプロパティ
ビデオフォーマット
uncompressed(無圧縮) ビデオは、その形式でも圧縮されずにRAWフォーマットでエンコードされます。このフォーマットでエンコードされたビデオを再生するのに、サードパーティのコーデックは必要ありません。
RTV1 compression(RTV1圧縮) ビデオはRivaTunerビデオフォーマットV1でエンコードされます。このフォーマットでエンコードされたビデオを再生するには、RivaTunerビデオコーデックのインストールが必要です。RivaTunerビデオフォーマットV1は、DXT1圧縮アルゴリズムに基づく、固定6×圧縮率の、損失のある圧縮形式です。RTV1エンコーダーは、多大なCPU時間を消費せずに高解像度ビデオ高フレームレートでエンコードできるため、シングルコアまたは低速デュアルコアのCPUを使用するシステムでは、このフォーマットが推奨されます。
MJPG compression(MJPG圧縮) ビデオはMJPG固有フォーマットでエンコードされます。このフォーマットでエンコードされたビデオを再生するのにサードパーティのコーデックは必要ありません。MJPG圧縮形式は最良の圧縮率を提供しますが、高解像度ビデオをコマ落ちを起こさずにエンコードするには、やや高速なマルチコアCPUが必要です。
VFW compression(VFW圧縮) Video For Windowsの略で、マイクロソフトが開発した動画を再生するためのコーデックです。
ビデオフォーマットでVFW compressionを選択し、右側の「...」をクリックします。
Cinepak Codec by Radius 古い
Intel IYUV コーデック 高品質で、YUVカラーモードをよりコンパクトにしてRGBを使用します。
Microsoft RLE フレーム間の変化の激しいデータには不向き
Microsoft Video 1 再生性能の良さと比較的高速の圧縮を合わせ持った圧縮方式です。
RivaTuner Video Codec RivaTunerビデオコーデック
External plugin 外部プラグイン
ビデオフォーマットでexternal pluginを選択し、右側の「...」をクリックします。
QSV.dll:0-Intel QuickSync H.264 intel cpuを使用している場合のみ。
VCE AMF.dll:0-AMD AMF VCE H.264 radeonのグラフィックカードを使用している場合のみ。
container format
AVI AVIコンテナは広く使用されており、どんなビデオプレイヤーでもサポートされています。しかし、AVIコンテナアーキテクチャはかなり古く、H.264のような最新のビデオ圧縮フォーマットは、より進歩的なコンテナフォーマットに適しています。
MKV AVIとは異なり、MKVコンテナはビデオおよびオーディオフレームのタイムスタンプをネイティブに対応しているので、ビデオ再生中にオーディオ/ビデオの同期に関する問題が発生するリスクを最小限に抑えます。ただし、一部のビデオプレイヤーでは、MKVコンテナのサポートが制限されることがあります。
フレームサイズ
ビデオをフルフレームサイズの高解像度でキャプチャする場合、それぞれのフレームでPCIEバスを経由してGPUからCPUにコピーされるデータ量が膨大になるため、PCIEバスの帯域幅がボトルネックとなり、フレームレートが制限されることになります。
フレームレートFPS
60でいいかと。
ビデオフォルダー
保存先フォルダーを設定します。
実際に使用してみる
PC構成
ビデオフォーマットとcontainer formatの設定による違い
フレームサイズはfull frame、フレームレートFPSは60、品質は85%、黒い砂漠(ゲーム)の録画時間は10秒です。
これ以外組み合わせでは、録画ファイルはできるものの、AviUtlで読み込めないファイルになります。
ビデオプロファイルがRTV1のときは、ビデオキャプチャの互換性プロパティにある、Use dedicated encoder serverにチェックを入れます。
メモリ使用量、ビデオメモリ使用量、フレームレート(FPS)はどれも大差ないですね。ただ、X264VFWだけやたらCPU使用率が高い。ryzen 7 1700でもこれだけCPU使用率が高いと4コア以下のCPUではきびしいですね。録画しなければ、CPU使用率は、10~15%程度の軽い場所でこれですからね。そして、メモリ使用量も若干多い。なんかようやくエンコード以外でryzenの性能の高さを実感できる。
容量では、ビデオプロファイルがRTV1、container formatがAVIの場合は、CPU使用率はほかより少し低いけどこの容量の多さはちょっと厳しいかな。
長時間録画するなら、ビデオプロファイル(AMD VCE H.264)、container format(MKV)かビデオプロファイル(X264VFW)、container format(AVI)のどちらかですね。ただし、ビデオプロファイル(AMD VCE H.264)、container format(MKV)の方は、VFRだけどね。radeon crimson reliveで録画しても、VFRだからradeon crimson reliveの代わりにこのプロファイルを使用してもいいと思います。後で動画編集するなら、CFRで録画したほうが音ズレ問題はありませんがね。まあ、VFRでもAviUtlで対応できますけど。結局、ビデオプロファイル(X264VFW)、container format(AVI)がいいかもしれませんね。CFRですし。ただし、CPU使用率が高いけど。
VFWでx264を選択する
VFWで、x264を選択するには、まず、X264VFWをインストールします。afterburnerのビデオフォーマットでVFW compressionを選択し、右側の「...」をクリックし、圧縮プログラムからx264vfwを選択します。
つぎに、構成をクリックします。
zero latencyにチェックを入れます。
画質比較
微妙に位置は違いますが、左側が、X264VFW(ビデオプロファイル)、AVI(container format)、真ん中がAMD VCE H264(ビデオプロファイル)、MKV(container format)、右側がRTV1(ビデオプロファイル)、AVI(container format)、左下が、MJPG(ビデオプロファイル)、AVI(container format)、右下が、MJPG(ビデオプロファイル)、MKV(container format)です。
ビデオフォーマット(AMD VCE H264)、MKV(container format)の画質悪すぎですね。負荷は軽いですけど、これは使えないな。ハードウェアエンコードは、ほかにもintelのqsvやnvidiaのnvencがあるけどAMDのVCEと同じでだめだね。録画で画質劣化して、エンコードでさらに画質劣化して、youtubeにアップすれば再エンコードされるから、また画質劣化するんで録画の段階で画質劣化はできれば避けたい。他はそれほど画質は悪くはないと思う。
ビデオキャプチャのグローバルホットキー
ビデオキャプチャで適当なキーを設定する。
ビデオキャプチャのプロパティ
ビデオフォーマット
uncompressed(無圧縮) ビデオは、その形式でも圧縮されずにRAWフォーマットでエンコードされます。このフォーマットでエンコードされたビデオを再生するのに、サードパーティのコーデックは必要ありません。
RTV1 compression(RTV1圧縮) ビデオはRivaTunerビデオフォーマットV1でエンコードされます。このフォーマットでエンコードされたビデオを再生するには、RivaTunerビデオコーデックのインストールが必要です。RivaTunerビデオフォーマットV1は、DXT1圧縮アルゴリズムに基づく、固定6×圧縮率の、損失のある圧縮形式です。RTV1エンコーダーは、多大なCPU時間を消費せずに高解像度ビデオ高フレームレートでエンコードできるため、シングルコアまたは低速デュアルコアのCPUを使用するシステムでは、このフォーマットが推奨されます。
MJPG compression(MJPG圧縮) ビデオはMJPG固有フォーマットでエンコードされます。このフォーマットでエンコードされたビデオを再生するのにサードパーティのコーデックは必要ありません。MJPG圧縮形式は最良の圧縮率を提供しますが、高解像度ビデオをコマ落ちを起こさずにエンコードするには、やや高速なマルチコアCPUが必要です。
VFW compression(VFW圧縮) Video For Windowsの略で、マイクロソフトが開発した動画を再生するためのコーデックです。
ビデオフォーマットでVFW compressionを選択し、右側の「...」をクリックします。
Cinepak Codec by Radius 古い
Intel IYUV コーデック 高品質で、YUVカラーモードをよりコンパクトにしてRGBを使用します。
Microsoft RLE フレーム間の変化の激しいデータには不向き
Microsoft Video 1 再生性能の良さと比較的高速の圧縮を合わせ持った圧縮方式です。
RivaTuner Video Codec RivaTunerビデオコーデック
External plugin 外部プラグイン
ビデオフォーマットでexternal pluginを選択し、右側の「...」をクリックします。
QSV.dll:0-Intel QuickSync H.264 intel cpuを使用している場合のみ。
VCE AMF.dll:0-AMD AMF VCE H.264 radeonのグラフィックカードを使用している場合のみ。
container format
AVI AVIコンテナは広く使用されており、どんなビデオプレイヤーでもサポートされています。しかし、AVIコンテナアーキテクチャはかなり古く、H.264のような最新のビデオ圧縮フォーマットは、より進歩的なコンテナフォーマットに適しています。
MKV AVIとは異なり、MKVコンテナはビデオおよびオーディオフレームのタイムスタンプをネイティブに対応しているので、ビデオ再生中にオーディオ/ビデオの同期に関する問題が発生するリスクを最小限に抑えます。ただし、一部のビデオプレイヤーでは、MKVコンテナのサポートが制限されることがあります。
フレームサイズ
ビデオをフルフレームサイズの高解像度でキャプチャする場合、それぞれのフレームでPCIEバスを経由してGPUからCPUにコピーされるデータ量が膨大になるため、PCIEバスの帯域幅がボトルネックとなり、フレームレートが制限されることになります。
フレームレートFPS
60でいいかと。
ビデオフォルダー
保存先フォルダーを設定します。
実際に使用してみる
PC構成
CPU | Ryzen 7 1700(AMD) |
メモリ | W4U2400PS-8G(CFD) |
マザーボード | fatal1ty x370 gaming k4(asrock) |
グラフィックボード | radeon r9 380 4GB(AMD) |
OS | windows10 home(64bit) |
ビデオフォーマットとcontainer formatの設定による違い
フレームサイズはfull frame、フレームレートFPSは60、品質は85%、黒い砂漠(ゲーム)の録画時間は10秒です。
ビデオプロファイル | container format | 容量(MB) | CPU使用率 | メモリ使用量(MB) | ビデオメモリ使用量(MB) | フレームレート(FPS) | モード | ビットレートモード |
RTV1 | AVI | 511 | 13~17% | 5026 | 2172 | 42~50 | CFR | CBR |
MJPG | AVI | 273 | 13~23% | 5126 | 2258 | 41~50 | CFR | CBR |
MJPG | MKV | 267 | 16~21% | 5107 | 2095 | 43~50 | VFR | CBR |
X264VFW | AVI | 10 | 38~50% | 5442 | 2225 | 38~50 | CFR | CBR |
AMD VCE H.264 | MKV | 6.9 | 14~22% | 4833 | 2210 | 43~54 | VFR | CBR |
これ以外組み合わせでは、録画ファイルはできるものの、AviUtlで読み込めないファイルになります。
ビデオプロファイルがRTV1のときは、ビデオキャプチャの互換性プロパティにある、Use dedicated encoder serverにチェックを入れます。
メモリ使用量、ビデオメモリ使用量、フレームレート(FPS)はどれも大差ないですね。ただ、X264VFWだけやたらCPU使用率が高い。ryzen 7 1700でもこれだけCPU使用率が高いと4コア以下のCPUではきびしいですね。録画しなければ、CPU使用率は、10~15%程度の軽い場所でこれですからね。そして、メモリ使用量も若干多い。なんかようやくエンコード以外でryzenの性能の高さを実感できる。
容量では、ビデオプロファイルがRTV1、container formatがAVIの場合は、CPU使用率はほかより少し低いけどこの容量の多さはちょっと厳しいかな。
長時間録画するなら、ビデオプロファイル(AMD VCE H.264)、container format(MKV)かビデオプロファイル(X264VFW)、container format(AVI)のどちらかですね。ただし、ビデオプロファイル(AMD VCE H.264)、container format(MKV)の方は、VFRだけどね。radeon crimson reliveで録画しても、VFRだからradeon crimson reliveの代わりにこのプロファイルを使用してもいいと思います。後で動画編集するなら、CFRで録画したほうが音ズレ問題はありませんがね。まあ、VFRでもAviUtlで対応できますけど。結局、ビデオプロファイル(X264VFW)、container format(AVI)がいいかもしれませんね。CFRですし。ただし、CPU使用率が高いけど。
VFWでx264を選択する
VFWで、x264を選択するには、まず、X264VFWをインストールします。afterburnerのビデオフォーマットでVFW compressionを選択し、右側の「...」をクリックし、圧縮プログラムからx264vfwを選択します。
つぎに、構成をクリックします。
zero latencyにチェックを入れます。
画質比較
微妙に位置は違いますが、左側が、X264VFW(ビデオプロファイル)、AVI(container format)、真ん中がAMD VCE H264(ビデオプロファイル)、MKV(container format)、右側がRTV1(ビデオプロファイル)、AVI(container format)、左下が、MJPG(ビデオプロファイル)、AVI(container format)、右下が、MJPG(ビデオプロファイル)、MKV(container format)です。
ビデオフォーマット(AMD VCE H264)、MKV(container format)の画質悪すぎですね。負荷は軽いですけど、これは使えないな。ハードウェアエンコードは、ほかにもintelのqsvやnvidiaのnvencがあるけどAMDのVCEと同じでだめだね。録画で画質劣化して、エンコードでさらに画質劣化して、youtubeにアップすれば再エンコードされるから、また画質劣化するんで録画の段階で画質劣化はできれば避けたい。他はそれほど画質は悪くはないと思う。